脱毛サロンの施術料金は決して安いものではありませんよね。
他の欲しいものを我慢してサロンに通っているという人も少なくないと思います。
しかし脱毛サロンにおいては10回も施術を受けているのに効果が出ないというケースも一定数あるのです。
この記事ではヒゲ脱毛で効果が出ない原因と対策を6つピックアップしてご紹介します。
脱毛の効果がなかなか実感できないという方は、ぜひ参考にしてください。
ヒゲ脱毛サロンで10回通っても効果ない!抜けない6つの原因と対策まとめ!
脱毛サロンで施術を受けても効果が出ない場合、どのような要因が考えられるでしょうか?
対策も合わせて詳しく解説します。
原因1 脱毛する回数が足りていない
脱毛サロンで行われる光脱毛では肌がツルツルになるまで20回以上、その人の毛質・肌質によっては30回、40回かかる場合もあります。
なぜなら、光脱毛はそれほどパワーが強くない上、ヒゲの毛質は他の部位よりも毛質がしっかりしていて抜けにくいからです。
そのため脱毛サロンに10回通ってもあまり効果が感じられないといった事態も考えられます。
対策 サロンに通う回数を増やす
まだ施術回数が十分でないのなら、担当エステティシャンに相談の上、まずはサロンに通いましょう。
色々な脱毛サロンで体験脱毛を繰り返し受けるよりも、同じサロンに通い続ける方が効果は出やすいです。
また光脱毛はパワーが弱い分、肌に優しいといったメリットもあります。
もし少々の痛みにも耐えられるようであれば、脱毛クリニックで医療脱毛を受けることも考えてもいいかもしれません。
原因2 乾燥や日焼けをしている
乾燥や日焼けといった原因で施術の効果が薄くなってしまうこともあります。
乾燥肌は通常の肌より角質が分厚くなってしまい、脱毛器の光がなかなか毛根まで届きません。
また水分量が減ってくると肌のバリア機能が正常に働かなくなるため、脱毛器の熱によって火傷してしまうリスクが高まります。
日焼け肌の場合は肌表面のメラニン色素に脱毛器の光が反応してしまうため、脱毛効果が分散されてしまいます。
さらに肌荒れや火傷などの危険性もあります。
そのため日焼けをしていると、脱毛器の出力を十分に上げられないこともあるのです。
対策 スキンケアで対策を
これらの問題は脱毛の効果を感じにくいのみならず、施術の際に強い痛みを引き起こしたり肌トラブルの原因にもなります。
紫外線を浴びると日焼けするだけでなく、肌が乾燥しやすくなってしまいます。
日焼けしていると肌が炎症状態になってしまうため日焼けしてから1ヶ月、もしくは数ヶ月照射が行えません。
顔は服で隠れずに日焼けしやすい部位なので、特に気をつけましょう。
脱毛の効果をしっかり実感するためにも、施術前後は紫外線対策や保湿といったお肌のケアを徹底するよう心掛けてください。
スキンケアと聞くと面倒に思う方も多いかもしれませんが、男性の場合は洗顔後にしっかり保湿を行うだけでも十分です。
冬は特に乾燥を防ぐため化粧水や乳液などの基礎化粧品を朝と夜のタイミングで使用し、春夏の紫外線が強い季節は日焼け止めをしっかり塗ることを忘れずに。
日焼け止めクリームを選ぶ際はSPFの値に注目してみてください。
普段使いならSPF30前後の商品でも十分ですが、海に行く場合はSPF50前後のものでないと紫外線をしっかり防御することができません。
脱毛サロンによって使用している機器の種類が違うので、色黒肌の人は事前のカウンセリングで肌質について相談しておくことをおすすめします。
最初から十分な出力で脱毛の効果を実感したいという方は、メンズミュゼのようにアフターケアもしっかり行っている脱毛サロンを選びましょう。
原因3 肌の代謝が悪い
肌の代謝が悪くなっているのもヒゲ脱毛の効果が出ない要因の一つです。
通常、肌のターンオーバーは28日周期で行われています。
しかし代謝が悪くなってくるとターンオーバーが上手くいかず、施術を受けても毛が抜けなくなってしまうのです。
特に最近アザや傷が治りにくくなったという人は、肌のターンオーバーが上手くいっていない可能性が高いです。
対策 栄養をしっかり摂取
肌の代謝はストレスや睡眠不足、栄養不足や偏りなどによって悪化します。
また普段から疲れやすい人や不眠気味の人、傷の治りが遅い人などは自律神経にも問題があるかもしれません。
そんな時は代謝を助けてくれる栄養を意識して摂取しましょう。
ビタミンB群・αリポ酸・コエンザイムQ10などが代表的な栄養素となります。
サプリメントなどでも気軽に取り入れられるので、代謝が悪い人は一度試してみてください。
食事内容を見直してみるのも良いですね。
栄養面や運動面から生活習慣を見直すことによって、脱毛の効果を高めることができます。
原因4 毛周期に合わせて通っていない
ムダ毛には毛周期というサイクルがあり、成長期→退行期→休止期の順に生え変わります。
しかし脱毛器の光は成長期の毛にしか反応しません。
そのため頻繁に脱毛サロンに通っていても、施術を受けるペースが毛周期と合っていないと効果を実感しにくくなってしまうのです。
対策 脱毛サロンには毛周期に合わせて通おう
そのサロンの脱毛方式にもよりますが、一般的なフラッシュ脱毛サロンの場合、施術の効果を実感するためには6~8週間に1度というサイクルでサロンに通うのがおすすめです。
これより短い期間で頻繁に脱毛サロンに通っても、あまり効果は期待できません。
新しく毛が生え揃った時が照射に適したタイミングとなりますので、覚えておくと良いでしょう。
原因5 ヒゲを毛抜きで抜いている
ヒゲ脱毛の施術を受ける際には事前にきちんとヒゲの処理を済ませておく必要がありますが、ヒゲを毛抜きで抜いていると脱毛の効果が十分に得られません。
なぜなら脱毛器の光は毛根のメラニン色素に反応する仕組みになっているからです。
毛抜きでヒゲを抜くと、毛根まで熱を伝える導火線の部分がなくなってしまいます。
なので毛抜きで毛根ごとヒゲを抜いてしまうと、施術の効果が発揮されなくなってしまうのです。
また毛抜きで毛根から抜いてしまうことで毛周期が狂ってしまい、施術の効果が出にくくなるということも考えられるでしょう。
肌荒れや埋没毛の発生にもつながりますので、毛抜きでの処理はおすすめできません。
対策 施術前の毛抜き処理はNG
太いヒゲは特に抜きたくなってしまいますが、脱毛の効果が大幅に下がってしまうので毛抜きで処理するのはやめましょう。
とはいえ毛根は時間が経てば再生しますので、心配いりません。
毛抜きを使ってから大体1ヶ月ほど経ってから脱毛サロンに通い直せばオッケーです。
ヒゲ脱毛の施術を受けている間は毛抜きを使わずに、髭剃りや電動シェーバーなどで処理しましょう。
ただし髭剃りは肌を傷つける恐れもありますので、できれば肌に優しい電動シェーバーを使うのがベストですね。
毛抜きじゃないとヒゲを剃った後の青髭が気になるという方は、メンズコンシーラーなどを利用することも検討してみてください。
原因6 照射漏れしている
もしヒゲが部分的に抜けていないのなら照射漏れが起きている可能性があります。
脱毛器の照射口の形状によって肌の一部分にしか光が当たらず、そのままムダ毛が残ってしまうことがあります。
対策 通っている脱毛サロンで対応してもらおう
もしヒゲが部分的に抜けないようであれば、1週間ほど様子を見た後サロンへ連絡するようにしてください。
照射漏れがあれば、無料で再照射してくれる脱毛サロンがほとんどです。
ただし無料で再照射してもらえる期間が決まっているところもあります。
たとえば湘南美容クリニックでは再照射の期間が2週間以内と定められています。
照射した後は1週間ほどすると効果が現れて、ムダ毛が抜け始めます。